2024.2.29
ブログ
東英グループでは、辰年にふさわしい、昇り龍のように更なる飛躍を目指すために新たにスタートしたドローン開発プロジェクトが着々と進行中です。
本ブログでも開発の様子をシリーズでご報告していきたいと思っておりますので、どうぞご期待ください。
■そもそもドローンとは?
①ドローンの基本
②種類と活用例
■東英グループのドローン開発プロジェクトとは
①なぜ今「ドローン」なのか
②開発状況:テスト飛行実施段階
■東英グループは、お客様のモノづくり企画から設計開発・量産までをトータルサポート!
連載第1回目は、ドローンの概要について簡単に解説していきます。
「ドローン」という単語を日常でもよく耳にするようになって久しいですが、意外とその実態についてはあいまいなままの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
基本的にドローンとは、遠隔操作や自動操縦が可能な無人航空機を指します。
多くの機体で、上下左右への直線的な動き、旋回、ホバリング(空中での停止)が可能なことが特徴として挙げられます。
ドローンそのものは80年以上と比較的長い歴史を持っていますが、現在使われているような意味合いになったのは、スマートフォンにより操作可能な小型ドローンが誕生した2010年頃からと言われます。
名前の由来については諸説ありますが、ブーンという飛行時のプロペラの回転音が蜂の羽音によく似ているという特徴からdrone(英語でオスの蜂の意)になったという説が広く知られています。
用途に応じたさまざまな種類・大きさのドローンが開発されており、使用する目的によって機体の選択が可能です。 ・娯楽用ドローン・・・単純な操縦や飛行そのものを楽しむ、あるいは自撮りなどを楽しむことのできる一般向けの機体。 ・競技用ドローン・・・ドローンレースなどを目的とした機体。スピードが出るという特徴がある。 ・水中用ドローン・・・水中カメラが搭載され、水中探査や撮影が可能な機体。LEDライトが搭載される場合もある。 ・空撮用ドローン・・・高性能かつ手ぶれ補正のカメラが搭載されていることが多く、小型なものから大型なものまでさまざまな大きさの機体がある。 ・産業用ドローン・・・インフラ点検、農薬散布、測量、警備、物流など目的によりさまざまな機体がある。
東英グループでは現在、設計開発・生産(中国)を主軸として事業を展開しております。 かつてはDVD・CDを読み込むドライブを自社製品として生産していましたが、近年はEMS(製造受託)にシフトした形態となりつつありました。 しかしながら、創業以来モノづくりに一心に取り組んできた東英グループには、これまでに磨き上げてきた技術力・開発力・製造力があります。 これらの力を結集し、新たに自社企画の製品開発ができないかと考えてスタートしたのが、今回のドローン開発企画です。
東英グループの開発力を活かす良い方法はないだろうか……そうだ、自律飛行型ドローンの開発にチャレンジしてみよう!
丹戸 春樹
昨夏から水面下で進行していた自社でのドローン開発事業ではありますが、2024年2月現在、室内でのテスト飛行実施段階に進んでいます。 本ブログの読者のみなさまだけに、特別にその飛行実験の様子をお見せいたします。
ホバリング(空中での停止)もお手のものです!
東 英太郎
また、筐体(ドローンのボディ)の形もまだまだ進化していく予定です。
今年6月のものづくりODM/EMS展での初お披露目を目指して、鋭意開発と飛行実験を進めておりますので、ブログでの続報にご期待ください。
東英グループは、お客様のモノづくり企画から設計開発、量産にいたるまでのトータルサポートを行っています。
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東 英太郎
最近では特にテレビCMや映画などで、ドローンにより上空から撮影された映像・写真を目にする機会が増えていますね